フッ素と戦争
フッ素について過去に記事を書きましたが、皆さん興味があるのでしょうか、とても良く読まれているようです。
そこで今回はフッ素の嘘と戦争の関わりについて注目したいと思います。
第一次世界大戦より前のこと。デンマークの植民地であったグリーンランドでは、フッ素を含む表晶石が大量に産出しました。表晶石を使うとアルミニウムを安く加工できることが発見され、軍需品や装備の製造のため大量に加工されるようになりました。
しかし、表晶石からフッ素を分離していた労働者がどんどん病気になっていくではありませんか。デンマークの研究者カグ・エリ・ロホームの調査によると労働者たちは、骨の障害と肺線維症になっており、靭帯の弾力がなくなり、関節炎を発症し、深刻な腹部の障害と神経疾患に罹っていました。さらに、フッ素が労働者たちの歯をも弱くしていることがわかりました。そこで1937年にロホームは”Fluorine and Intoxication(フッ素と中毒)”を出版してフッ素の危険性を警告しましたが、結果として世間に無視されることとなりました。
そして、時は流れて第二次世界大戦が始まると、原子爆弾の製造のためにフッ素が大量に必要となり、フッ素の需要が増すことになります。いわゆる”マンハッタン・プロジェクト”ですね。このプロジェクトの最中に、フッ素にまつわる健康問題や死亡事故が多発しました。原爆工場の労働者だけでなく、工場の風下に住んでいる人々や家畜、作物までもが影響を受けました。
マンハッタン・プロジェクトは、原爆を製造するという国をあげての一大プロジェクトであったため、 そんな小言に目をくれることもありませんでした。そして、戦争のどさくさに紛れてフッ素の危険性も隠蔽されたのです。それというのも、国と手を組んだ爆弾製造に関わる企業が、訴訟が起きないように巧妙に根回ししたからなのでした。
その一つとして、このプロジェクトの上級毒性学者であったハロルド・ホッジ博士は、国からフッ素が安全だと示す研究をするように指示を受けました。その研究の本当の目的は、フッ素を扱う大企業がもし訴訟を起こされても、確実に勝てるようにするためのものだったのです。
そして、政府と業界は水道水にフッ素を入れる事により、フッ素をより身近なものとして、さらに人々に健康に良いと思わせることに成功したのです。この延長線上で現在までの、歯磨き粉などのキャンペーンが何千回も繰り返され、人々をすっかり洗脳してしまいました。このように戦争の裏でフッ素産業はどんどん発展してきたわけです。
その結果フッ素は、鉄やアルミニウムの加工品、ハイオクガソリン、コンピュータの基板、農薬、Teflon®、Gore-Tex®などの防水衣類、化学肥料、医薬品(プロザック®など)、ハンバーガーの包装紙、濃縮ウランの製造など多岐にわたり使用されています。
これらの製品が安全かと言うと、個人的には絶対ノーです。口の中もそうですが、身体にフッ素を蓄積させないためには、身の回りにも不自然なフッ素加工品は極力置きたくないものです。使い方によっては便利なものもあると思いますが、くれぐれもこれだけは忘れないで下さいね。フッ素は猛毒ですよ!!