予防歯科?フッ素のホント
開院するにあたり、本当に良い治療とは何なのか、真剣に考えました。そして今まで当たり前だったことも見直してみました。するとこんな事実に行き着きました。
フッ素は大量に摂取すると急性中毒を引き起こし、極量を超えると死に至る毒性の強い物質です。歯科領域におけるの使用量は致死量に達することはまずありえませんが、骨髄などに蓄積されることが明らかになっています。その副作用として、IQの低下(知能の発達障害)、若年男性の骨肉腫や、癌、松果体の石灰化、性的成熟の遅延、タンパクの変性による様々な障害(甲状腺機能亢進症など)を引き起こすことが分かっています。
かつてはフルオロアパタイトの形成による歯質の強化により、虫歯の予防効果を発揮すると言われていました。しかし実はフルオロアパタイトは形成されないことがはっきりしてきました。代わりにフッ素が局所に留まることで、う蝕原性細菌の増殖抑制効果がむし歯を予防するという考え方になっています。
ところが、フッ素のう蝕病原細菌の増殖抑制効果こそフッ素の毒性を示しており、フッ素が毒であるために虫歯の原因菌を殺しているのです。こんな猛毒を口の中に留めることが、人体に良いはずもありません。フッ素は永久的に口の中に留まることは無く、唾液とともに飲み込まれ、体内に蓄積していきます。
腸に腸内細菌がいるように口の中にも常在菌がいます。そして、常在菌は身体を守ってくれているのです。むやみに常在菌をやっつけてしまうと、菌のバランスが崩れ、新たな病気の原因になったり、健康を損なう可能性もあります。
フッ素塗布やフッ素洗口が虫歯の罹患率を減らしたという論文はありますが、それと同じくらい効果が無いという論文もあります。結果、製薬会社が多額の研究費を出した研究というものは会社に有利な結果が出るようになっています。ですから、虫歯予防に目をとられ過ぎて、ここまで為害性のある物質をリスクを負ってまで体内に取り込むのはあまりにも短絡的な思考なのです。
以上のようにフッ素イコール虫歯予防ってほんとにどうなの?身体に害のあることを推奨して、いったい誰が得をするの?(儲かるの?)って真剣に考え抜いた結果、当院ではフッ素は一切使用しないことにしました。なぜなら、もっと安全に虫歯を予防する方法があるからです。
むし歯を予防するということは、新たに虫歯を作ってはならないということです。根本的には砂糖を食べなければ虫歯にはなりませんし、免疫機能や栄養状態がしっかりしていれば虫歯や不正咬合になりません。これは極端な話ではなく、ごく自然な原因療法なのです。絶対無理とういう人も徐々に砂糖を減らしていくことも可能です。ジャンキーが薬を抜いていくように…そして、多くの人が虫歯もなく健康で、病気の本質である食事の取り方を知り、砂糖の摂取もなくなれば、確実に日本が健全ないい方向に向かっていくものと信じています。