新年の抱負
あけましておめでとうございます!
院長の髙木です。
昨年9月に念願の自分の城を持つことができ、日々慌ただしくしているうちに年が明けた感じです。しかし、今までのように人の病院で理不尽な考えを押し付けられたり、よく分からないルールに締め付けられることから解放され、自分の正しいと感じるままに診療できる喜びを実感しながら充実した毎日を過ごせています。(保険診療のルールは厄介ですが。。)
昨年は生活にも大きな変化があり、ひょんなことから始めた断食以来、砂糖を一切食べなくなりました。おかげで1年前と比較して10キロほどスマートになったのですが、ダイエットが目的ではなく、他に意図するところがあります。
それは、口の中の疾患を食事で予防できないかということです。
口は体の一部ですから、全身の健康と切っても切り離せない関係があります。糖尿病の人は歯周病になりやすいですし、ホルモンバランスが崩れれば唾液量が減少し虫歯のリスクが高くなります。全身を健康にするためには十分な栄養を口から摂取しなければなりません。そのためには十分な咀嚼ができ、栄養を十分に取り込むことができる状態が必要です。
人間は一人一人、骨格も違えば筋肉のつき方や歯の形も違います。そして、歯はどうしても経年的にすり減ってきます。歯ぎしりなどの習癖があればその変化を加速させます。そのような多様な患者さんに対し、10年後を見据えた治療を考えていくことは今までと変わらず行っていくのですが、虫歯や歯周病になった原因をもっと明確にしてそれを取り除くことで10年後の健康をより確実な物にしたいという思いがあります。
そのためにはどのような栄養を取り入れる必要があるでしょうか?
巷にはマクロビオティックや菜食主義、フルータリアン、糖質制限、カロリー制限、原始人食などたくさんの食事法やダイエット法が紹介されています。時代が変われば健康法も変わるといった具合に、これといったものはまだ確立されていないように思います。個人的には本を書くつもりもないので、何を食べればいいのか一つ一つ論文や文献を調べながら患者さんや、周りの人たちに情報を提供できればと思います。ですから、砂糖をやめたのもその一つで何か体に異変があれば報告したいと思います。
従って、今年の抱負は『理想の食事法を確立すること』、そして健康であるための食事ですから『風邪をひかないこと(やせ我慢も可)』、そしてできれば一般の人に栄養学のお話しをする機会が設けられればと思います。
今年もオーラルクリニック宮崎台をどうぞよろしくお願いいたします!