ニュース

News

インプラントの長期予後④

インプラントの予後のみならず、身体の健康を維持するための生活習慣は、たくさんありますが、最も影響を与えるモノは栄養状態でしょう。
人々の健康意識が高まっている現代では、様々な健康食品がブームとなったり、テレビCMや通販番組でも様々なサプリメントを紹介するのが当たり前となっています。
健康番組もたくさん放送され、視聴者は盲目的にそれらの情報を信用してしまいます。

あくまで、科学的根拠というのは万人に対して当てはまるものではないため、鵜呑みにしてしまうのは無意味かも知れません。
しかしメディアでは、少しだけかすっているような論文を拾ってきて科学的根拠があると堂々と宣伝していたりします。
それらの過剰演出により、何気なく見ているだけの人たちでも、知らず識らずのうちに洗脳されています。

また、メディアではスポンサーの不利益になる情報は一切流されません。
例えば、トランス脂肪酸です。
マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸は、コンビニなどに置いてある菓子パンやスナック菓子にはことごとく入っています。
そもそもトランス脂肪酸とは、植物油に水素を添加して酸化できなくした油のことです。
分子構造的にはプラスチックに似ています。
常温では固まり、熱を入れると液体になるため、冷めてもサクサクとした食感が残り、食品業界では長いこと寵愛されてきました。

これらのトランス脂肪酸は「低カロリー」や「安価」などを売りにして家庭に浸透していきましたが、健康に対してはとても有害な物質です。
酸化LDLコレステロールの増加、動脈硬化、ガン、心臓疾患、免疫低下、認知症、不妊、アレルギー、アトピーなど様々な疾患へのリスクが報告されています。

そのため、世界に目を向けてみれば、2006年のカナダを皮切りに多くの国でトランス脂肪酸の規制を行っています。
シンガポールをはじめアジアの国々でも規制され、瞬く間に世界に規制の波が広がりました。
アメリカでも使用の規制が開始されたため、気をつけるようになった方も多いのではないでしょうか?

しかし、日本では全く規制に動き出そうとする気配すら見られません。
なぜなら、理由があるからです。

そもそも植物油の国内での生産は微々たるものです。
つまり、トランス脂肪酸を受け入れる先が日本以外ほとんど残っていないことや、オイルの会社などへの配慮、規制することによる食品業界への影響など政治的な側面から規制は難しいのでしょう。

政府は、健康に対して無害ではないが、摂り過ぎなければ問題ないとしています。
長期に渡って摂り続けているから、ガンや認知症が増え続けているんじゃないの?って。

つまり、知らなければ不健康になるし、知らないからと言ってテレビから情報を得ようとすると洗脳されてお金をむしり取られた上に不健康になる。
かと言って、賢そうな人がみんな同じ知識を持っているわけではないので意見が割れたりする。
食事法もいろいろありすぎて、なんだかよくわからない。

なので重要なのは、
①メディアに踊らされない(できればテレビを見ない)
②勉強する(色々知ることで、自分で考えて判断するクセを付ける)
③実績のある医師を見つける(たいてい日本や世界を変えようとしている)
④西洋医学以外の考えも柔軟に取り入れた、統合医療を意識する(それだけでなんとかしようとする医者は視野の狭いマニュアル人間)

というところでしょうか?
インプラントと少し話がずれるようですが、根本的に重要なお話です。
脳梗塞で一発アウトだと、インプラントは何の意味もありませんし、認知症の方のインプラントのケアはめちゃくちゃ大変ですから。

なので、オーラルクリニック宮崎台では、ひとり一人の食性までチェックして身体の本質的な改善をしていくのです。
西洋医学、東洋医学、栄養医学、波動医学などを効果的に組み合わせることで自然に良い結果が生まれてくるのです。

まだまだ続く

ニュース一覧

ページの先頭へ