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口ゴボ〜治し方まで解説〜

時々、患者様から「口ゴボを治したい」と言われることがあります。

何年か前に初めて言われて、意味を知らなかったのですぐに調べたのを覚えています。笑

口ゴボとは顔を横から見た時に口元が「ゴボッ」と出ている状態です。

出っ歯の人が唇を閉じると、お猿さんのように口元が膨らんで見えることのようです。

そもそも出っ歯でなくても日本人は口元の出ている方は多いため、自分は気づいてなくても口ゴボに見えていることも少なくないと思います 。

 

ちなみに、口ゴボという単語は歯科の教科書には乗っておらず、造語みたいですね。

なので口ゴボの人は、歯並びが乱れているだけでなく、歯が前方に飛び出していることを気にされていて、いかに引っ込めていくかを考える必要があります。

今回はその治療法について解説します。

Ⅰ.抜歯矯正

オーソドックスなのは歯を4本抜歯して引っ込めていく方法です。

抜歯したスペースを利用できるのでかなりしっかり引っ込めることが可能です。

しかし歯を抜くのに抵抗がある方はもちろん、差し歯などの治療が多い方の抜く歯の選定が困難な場合などには注意が必要です。

また、奥歯が前方に寄ってきてしまうと十分に前歯を下げられなくなる場合もあるため、固定限の確保もとても大切です。

【治療方法】

ⅰ)マルチブラケット+ワイヤー矯正

最も歴史と実績のある方法です。

当院では歯にかかる力をとても優しくできるバイオプログレッシブで行っています。

あらゆる症例に対応でき、仕上がりもとても綺麗です。

ⅱ)アライナー矯正

当院では自社で作成した形状記憶タイプの内製型マウスピースを使用します。

インビザライン®︎のような外注型ですと、作製に1ヶ月以上の時間を要しますが、内製型ですとスキャンした翌日にはお渡しが可能でとても治療をスムーズに行えます。

また企業による制約がないため、設計も自由に行うことができ、今までにできなかったようなはの動かし方が可能になりました。

ただ、マウスピース矯正のデメリットとしまして、奥歯を前方に寄せる際に歯が斜めに傾きやすい傾向にあり、非常に注が必要です。

しかし奥歯をそんなに変えなくてもいいケースですととても強力な効果を発揮できます。

Ⅱ.非抜歯矯正

抜歯と比較して前歯を引っ込める量は少ないですが、審美的に問題なさそうなら歯を抜かない選択もありだと思います。

【治療方法】

基本的には歯並びの横幅を広く拡大したり、歯と歯の間を削って歯を少し細くしてできたスペースを使って前歯を引っ込めたりします。

奥歯を動かさない場合はマルチブラケットでもできますが、もし上の歯を全体的に後方に押す必要がある場合はアライナーでしか治療できません。

それ以外ではミニスクリューを用いて確実に奥歯を後方に押していく方法もあります。

当院ではベネフィットシステム®︎を用いて奥歯から前突を改善していきます。

当然、奥歯から順番に動かしていくため時間はかかってしまいますが歯を抜かずにできるのは、患者様の人生において大きな意味を持つのではないかと思います。

そのほかには親知らずを利用する方法などもあり、それぞれの患者様のニーズにあったベストなやり方をしっかり相談させて頂いています。

あくまでも治療方法を決めるのは患者様自身であり、我々は健康的で美しいスマイルになるためのお手伝いを精一杯させて頂きます。

その口ゴボを個性とするか、コンプレックスとするかはその人次第ですが、もしコンプレックスなのであれば、精密な診断と患者様の「こうなりたい!」というご意志があった上で治療法を相談して決めていくのが、治療法で後悔しない為にはとても重要だと思います。

何よりも矯正治療は人生一度の大勝負ですから!!

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